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Posted by んだ!ブログ運営事務局 at

2010年03月29日

雛祭り

春の陽気には、まだまだ、遠い感じですね。
只今、上山コンチェルト館では、旧暦の雛祭りに合わせ、二階の和室にて三組の雛人形を展示しております。

一組目にご紹介致しますは、明治四十三年に作られ、今年で百年を迎える雛人形です。
優雅な面持ちがこの世の時間を忘れさせてくれそうです。
こちらは、上山市高松の方からお借りしました。

二組目にご紹介致しますは、享保雛人形です。
『享保』と聞いて享保時代の作品を連想しがちですが、その時代から流行し始めた雛人形だそうです。面相が面長で能面風で、男雛が両袖をピンと張りがあり、女雛が袴に綿が入り大きく膨らんでいるのがこの雛人形の特徴です。
今では、中々見掛けない形です。華麗な趣があり、その当時の女の子の憧れや親の期待が感じられます。
こちらのお雛様と次に紹介するお雛様は、山形市六日町の方にお借りしました。


最後に紹介するお雛様は、明治二十年に作られ、今年で百二十三年目を迎える雛人形です。
最初に紹介しました雛人形に近い雰囲気を持っていますが、顔の表情が全く違います。
職人の方々の好みが反映されているのかなと考えると面白いですね。


こうして見ていきますと、最近のお雛様とは雰囲気が違い、気品がある様な気がします。時代の流れでしょうか。



お雛様をゆっくり堪能しただける様、上山市内にある朝日屋お茶屋さんのお茶もご用意しています。
四月四日まで開催しておりますので、是非足を運んで見て下さい。
  

Posted by 上山コンチェルト♪ at 11:35Comments(0)コンチェルト館